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古来中国から伝わる占い「八卦」とは

古来中国から伝わる占い「八卦」とは 昔から占いについて語られるとき「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉が出るほど、占いといえば八卦のことを指していました。
もともとは中国古来の易経という、六十四の卦で構成された複雑な占いが元になっています。
易経のなかで重要な「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」(けん・だ・り・しん・そん・かん・ごん・こん)の八つの卦を、さらに自然現象に例えて「天・沢・火・雷・風・水・山・地」 (てん・たく・か・らい・ふう・すい・さん・ち)として、それぞれが象徴する属性、性質を読み解くことで占っていきます。
六十四もの組み合わせと、それぞれの事象が持つ深い意味合いをも読み解いていくだけに、豊富な知識と経験が必要となります。
易経は、陰陽論の起源にもなっているので、突き詰めていくと天地すべての理を読み取ることも可能といわれる神秘性を持っています。
見慣れない漢字が多い八つの卦それぞれの意味を少しずつ知るだけでも、占いを超えた人智の深みに触れることができます。

中国の占い「八卦」の歴史

中国の占い「八卦」の歴史 当たるも八卦、当たらぬも八卦、このような言葉があります。
こちらの八卦という言葉の意味は、「占い」という意味があります。
もちろん、この言葉は中国からやってきた言葉でありますが、歴史としては、「殷」王朝の時代に出来上がったのではないか、とされているものです。
これは「殷」王朝から「周」という王朝に歴史が変わる際の出来事ですが、後の周王朝の初代の王さまになる方のお父様が、こちらの八卦、というものが大変に得意であった、とされています。
つまり、占いがとても得意であったために、自分自身に起こる災いなどについても、事前に察知することが出来た方であった、とされています。
この方の場合には、殷王朝が滅亡することを占いによって知っており、同時に自分自身の子供の一人が、殷王朝の現在の王とその后の謀略によって殺される、ということも予言していました。
そして残酷な話ですが、その息子さんの肉を自分自身が食べなければ、自分は殺されてしまう、と知っており、それは占いの通りになり、仕方なく騙されたフリをして肉を食べ、難を逃れた、という伝説が残っています。
これが八卦の歴史であり、始まり、ともされています。

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最終更新日:2022/9/26

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